昨年好評いただいた中級編を今年も開催しました。
一人ではたどり着けないであろう課題解決を、ちょっとしたアシストを得て、
「できた体験」
「納得感」
「今後も、何かできそう」
「お客さんにより高いレベルの仕事で応えられそう」
という実感を持って帰れるようにする ことが目的です。
私が編み出してきたノウハウと体系なので、詳細は参加者のみにご提供し、掲載は一部に留めます。
今回の最大テーマは 「徹底理解!炉内圧」。
炉内圧は、ペレットの燃焼に供給される空気量と関係があるわけですが、実はこれ、あてにできる場合、誤認を生じさせる場合、ずれを補正できないない場合など、使い方次第では正確な燃焼セッティングと設置環境の把握につながりますが、性質を正確に理解していないと、むしろ”数値”に振り回されます。
視認する現象は明らかにおかしいのに、”数値”はメーカーが推奨する値が出ているものだから、自分の観察よりも数値に重きを置いてしまう。
こういうことは技術系の仕事をしてきた自分にとっては、たびたび経験してきたことなので、まぁ、そういうこともあるだろうな、と思うわけですが、
「メーカー/輸入元がそう言っているんだから」と、疑念を持つことを放棄し、追求しない、対応できない、それでいてメーカー/輸入元のせいにする態度。
そういうケースをちょこちょこと見かけるわけです。
確かにメーカー/輸入元の責任ではあります。今回、対象にしているのはPIAZZETTAなので輸入元はグリーンフッドさんですが、別にグリーンフッドさんだけでなく、全メーカー/輸入元が正確な説明と指導のどちらもできていません。申し訳ありませんが。
このテーマ、説明を試みても「???」となってしまうことが多かった。私自身、クリアな説明ができていなかったのも事実です。
そこで!
模型を作りました。その上で、模型に差圧計を接続し、条件を変えて値の変化を実際に確認してもらいました。
この内容については、いつか全面的に記述するかもしれませんが、今のところこの程度に留めます。
少し具体的に紹介します。模型のことね。
負圧側と正圧側の室内との差圧を測りながら、
ファン回転数の増減、給気側抵抗、排気側抵抗、オリフィス挟んでの流量測定
を実演しました。
これで、「なぜ、あのメーカーだけダンパーをあの位置につけられるのか?」を即説明できないといかんわけです。あと、差圧エラーがあてにならないことがあることについても。
そして、この前段で提示した課題が、
小林邸にPS(P220C)をFE設置した状況を想定し、換気ダイヤルをどの程度下げられるか検討
(出力はPw4固定、気積、ルフロP-Q線図は与えられる)
• 風速計で排気の風量を計測できるものとする
• 他アプローチで実測せずに思考してもよいが、根拠を示すこと
• 思考→根拠ある解決策を導くプロセスができれば及第点
(ここでは、無視している条件もありますが)
この課題ですが、順々に値算出のために必要な知識と計算を積んで行って、
なんと!参加者全員が解に到達できました。
まぁ、さほど難解とは言えない課題だったかも、ですが。
最初は唖然としていた皆さんが「できた感」持って帰途につけていれば、とりあえずは成功でしょう。
その他、件の図解作成は結果、プロセスとも公開していないので、ご参加の皆さん、ネット上に報告あげる際はご留意ください。
※グリーンフッドさん主催で開催する講習会は今回で最終回となります(あと数人、非公開で実施予定がありますが通常の販売店参加は終了です)。今後、希望される方は、それぞれで企画立ち上げてご相談ください。気が向けば何かやるかも、ですが。自分の仕事の方向性も変えていく計画なので。
